CURUCURUライター fumi
2023.10.27
こんにちは。ライターのFumi。です。
そろそろ秋冬ウェアを着こなす時期がやってきました。冬にかかせないのがセーターやパーカー。寒い中でも活躍してくれますね。
そもそも生地の裏側部分には裏毛と裏起毛の2種類がありますが、どのような違いがあるのでしょうか?
裏毛は“裏パイル”とも呼ばれており、その名の通り裏地をパイル状に編み込んだものです。いわゆるタオル生地のようになっています。
このループによって保温性や保湿性を高めています。また、タオルのような生地となっていることから、吸水性にも優れているという点も魅力です。
【裏毛(パイル)がオススメなシーン】
裏毛は厚みもそれほどなく、吸水性に優れていることからスポーツに適しています。そのためスポーツウェアなどには裏毛(パイル)生地が使われているケースが多いです。特に 汗をかきやすい キッズ用のトレーナーやパーカー類には、こちらの裏毛素材が主流です。また、ゴワつきにくいので重ね着にもおすすめです。
裏毛の編みを起こしたものが裏起毛と呼ばれています。単純に生地の厚みが増すので、さらに生地の中に空気が多く含まれ保温性が一気に高まります。また、裏毛よりも感触が柔らかく、ふんわりとした着心地も特徴のひとつです。
【裏起毛がオススメなシーン】
保湿性・保温性ともに高いことから特に寒い時期の防寒対策にぴったりです。
見た目は同じに見えても選ぶアイテムによって裏地の肌触りが異なるスウェット素材。
簡単にまとめると…
春・夏・秋、初夏から初冬とさらに冷房の効いたところの羽織物として真夏も重宝し 比較的年中着回せるのが裏毛(裏パイル)素材。また、寒い冬のシーズンはあたたかい裏起毛素材が主流となります。
季節、用途によって 使い分けましょう。