curucuru編集部
2022.1.14
レディースクラブとは言ってもいろいろあるのですが、ざっくりと特徴を説明すると、
などです。(めちゃめちゃざっくりですが)
例えばドライバーのロフトは11°や12°といったフェースが寝ているクラブが多く、そして力がない女性でも振れるよう、シャフトは柔らかいものが多いです。
クラブ全体としても重量が軽いものがほとんどで、扱いやすいよう短めになっています。
女性といってもどれくらいのパワーがあるのか、身長はどれくらいか、スポーツ経験があるのかなど、様々なプレーヤーの層に分かれると思います。
男性用のクラブも、同じヘッドスピードのプレーヤーが10人いれば10人ともスイングは違います。
スイングタイプが変わればそのプレーヤーにあったクラブは変わります。
その中でも女性向けのクラブというのはそもそもが選べる種類が少ないので、どうしても合わないクラブでスタートするはめになることが多いです。
なので女性プレーヤーでクラブに悩んでいるかたこそフィッティングを受けて欲しいと思っています。
グリップが軽いということはグリップ自体が細いことがほとんどです。
軽いというのは別に悪いことではないのですが、細いことによるデメリットがあります。
女性の中でも手が小さい人もいるかと思いますので、グリップが太すぎるとクラブをしっかり握りきらないということもあるのですが、女性でも手の大きさは様々です。
手のサイズがすごく大きい女性も当然いると思いますが、普通くらいの大きさ(グローブサイズで19・20cmあたりのかた)でも細いグリップだと手の中で余ってしまう可能性があります。
グリップが手の中で余るというのは例えばお箸やペンをクラブだと思ってもらうとイメージしやすいのですが、細すぎてきちんと握ることができません。
それによってクラブ自体やフェース面を安定させにくくなったり、グラつくクラブを抑えるためにグリッププレッシャーが強くなってしまったりする原因にもなってしまう可能性もあります。
なので、あまり細すぎるグリップはおすすめしないというお話でした。
グリップはクラブを買い替えるよりも気楽に交換できたり、カラーバリエーションも多いので自分の好みのクラブに仕上げることもできるのでおすすめです。
レディースクラブのよくある特徴として、シャフトに関しては「軽い・柔らかい」というお話をさせていただきました。
その中で、シャフトというのはただ単に硬い・柔らかいというだけではなく、シャフトの種類によってしなり方が全く違うものだという事をまず覚えておいて下さい。
シャフトはどの当たりがしなるのか(シャフトの先端側のほうがしなるのか手元側のほうがしなるのか)ということによって振り感やボールの飛び方も変わってきますし、例えば同じメーカーさんが出しているシャフトだったとしても同じ硬さ表示(LやR、Sなど)でも硬く感じたり柔らかく感じるシャフトがあるということです。
クラブメーカーからすると、レディースクラブというのはそもそもが
というところをターゲットとして設計していることが多いです。
なのでどうしてもシャフトの特徴としては全体的にしなる中調子と呼ばれるものか、手元側がやや硬く、先端側が柔らかい先調子と呼ばれる種類のものになりがちです。
シャフトの先端側は柔らかくなると、クラブヘッドが走って球が上がりやすく、つかまりやすくなります。
もし、クラブに振りにくさを感じたり、いつまでたってもいいショットが打てないと感じている人はシャフトのフィッティングをして、「シャフトが振りきれる気持良さ」を体感してみて下さい。
プレミアムゴルフスタジオ フィッター藤原浩一
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