curucuru編集部
2021.5.31
ダフリに困っている女性ゴルファーによく見られる傾向は、意識してクラブヘッドをボールに当てようとすることです。意識してやっていることが、かえってダフリを招く結果になっています。
ゴルフボールを飛ばすには2つの方法があります。
「クラブヘッドでボールを当てに行ってボールに衝突させる方法」と「クラブヘッドが常に一定の軌道を通ることによって、途中にあるボールにクラブヘッドが衝突する方法」です。
多くの女性ゴルファーが、初めの方法でボールを打っています。ですが、ゴルフは後の方法でボールを打つものなのです。初めの方法で打っているゴルファーは打ち損ないも多く、またダフリも非常に多いものです。
一般的に人は道具を使って球を打撃するものを行う時、「道具をボールに当てに行こう」とするものです。テニスボールを打つ時などスウィングは一応ありますが、それでもボールのところへ道具を持って行く必要があります。
しかし、ゴルフの場合は、たとえば東京駅から博多行きの東海道新幹線に乗れば自分が気をつけていなくとも新大阪駅を通るように、スウィングしたら「ボールという駅」を通ってしまう線路によってボールが飛ぶものなのです。
「ボールという駅」をいつも通過するための条件があります。
それは、クラブヘッドにスピードがあるということです。女子プロのスピードは求めません。あなたの手抜きのないスピードで十分です。
ほとんどのダフっているゴルファーは、ボールに当てに行ってしまってスピードが出ていないのです。あなたは素振りではダフらないことに気づいているはずです。それはスピードがあるから!
その点に気がつけばあなたのダフリの改善も期待できます。
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